【ためになる話】「奴隷にならないために」
いつの時代も、どこの世界にも奴隷のようにこき使われる人間がいます。
今の日本には奴隷制度はありませんが、実際は奴隷のように働いている人は多く存在します。
そして、その殆どの人が自分は奴隷と同等に扱われているということを認識していないのです。
まずは、自分が奴隷であることを認識して、是非とも立ち上がってほしいと思っています。
立ち上がるだけの力は誰にでも備わっています。
私には応援することしかできませんが、応援などなくても、立ち上がることはできるはずです。
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1.現代の奴隷
今の日本社会においては、奴隷を自分が奴隷ではないと認識させながら、こき使うケースが多く存在します。
なぜなら、誰でもその奴隷という立場を拒否する力を持っているためです。
自分が奴隷のように扱われていることに気づかれてしまうと、その状態を維持することが難しくなります。
そうならないために、「社会に出るとはこういうことだ」などと言って、その状態を一般化します。
給料をもらっているのだから仕方がないと考えさせ、理不尽な状態を維持するのです。
給料をもらうため、嫌なことをしてでも会社で働くこととなるのです。
生きていくためにやりたくないことを強制されている状態は、まさに奴隷制度と同じです。
しかし、奴隷として働くことは仕事とは言えません。
やりたくないことをやるのが仕事の本質ではないからです。誰かの役に立つことをするのが仕事なのです。
ときには、誰かの役に立つことをするために、やりたくないことをしなくてはならないケースも有ります。
しかし、それは強制されてやるべきものではないのです。
2.健全な仕組み
健全なシステムというのはシンプルなものです。
すべての仕組みには明快な目的や理由があります。
理由を説明できないのは、それが理不尽だからです。
納得できる理由が得られない制度には、不条理が潜んでいます。
みなさんも、まずは仕事に対して疑問を持ってください。
そして上司に、なぜこれをやらなければならないのか質問してください。
明確な答えが返ってこない場合は、上司の知識不足か、不条理な状態であるかのいずれかです。
特に、「社会人なのだから仕方がない」だとか「給料をもらっているのだから」といった理由は信用できません。
3.ビジネスマナー
ビジネスマナーと呼ばれるものの中には、奴隷を生み出すことを助長しているものもあります。
これがマナーだからという理由になっていない理由で、頭を使わせずに合理的ではない行動をとらせているのです。
ドアを何回ノックするだとか、お辞儀の角度をどうするだとか、なぜそうする必要があるのか明確に答えられない行為を強制することで、何も考えずに言われたとおりに行動することを教育しているのです。
少し話は変わりますが、会議の場や車の座席などで上座や下座といったルールが存在しますが、これはある意味合理的なルールだと考えています。
なぜなら、日本には自分の座る場所もまともに決められないバカが溢れているからです。
そういう人はルールがないと行動できないのです。
基本的に、ビジネスマナーというのは馬鹿げたシステムであるということは断言します。
しかし、社会に出るにあたって、ビジネスマナーを無視することはおすすめできません。
社会にはバカが溢れていて、そのバカを相手にして仕事をしないといけないのです。
ルールを正しく破るには、正しいルールを知っておく必要があります。
ビジネスマナーは馬鹿げたシステムであることを前提に、基礎的なことは身につけることをおすすめします。
4.救済システム
若い人は特に、社会的立場が弱いため、奴隷のようにこき使われる環境に陥ってしまうリスクが高いです。
弱者が搾取されるというのは、一部の人だけが得をしますが、社会全体で見るとデメリットになります。
政府もそれをわかっていて、十分ではありませんが弱者を救済するシステムを設けています。
弱者を救済するシステムが十分に備わっていないのにも理由があります。
奴隷から搾取する側の人間は、社会的に強い力を持っています。
そして、日本は民主主義の国であるため、政府であっても力のある人間の意向を無視することができないのです。
弱者救済のシステムを十分に機能させるためには、世論の後押しが必要となります。
しかし、現行の制度においても、知らないだけで利用できていないというケースも多いと思います。
もし、今の搾取される立場から抜け出せないという人は、自分の助けとなる制度が存在しないか調べてみることをおすすめします。
おわりに
まずは、自分の置かれている立場や、命じられた仕事に対して疑問を持つことが重要です。
無批判に物事を受け入れているだけでは、都合よく利用されてしまいます。
無批判も良くないですが、考えもなく批判することもまた、間違いです。
たとえば、詳しいことを調べもせずに政権批判をする人をよく見かけます。
私は政権を養護するつもりはありませんし、行政には問題が多く存在していると思います。
しかし、メディアが使っている言葉を受け売りにしてはいけません。
それは、メディアがおこなっている批判を無批判に受け入れているだけなのです。
結局、頭を使わずに、他人の意見を受け入れているということなのです。
政府に対して疑問の目を持つことも大事ですが、同様に、メディアの報道にも疑いの目を持ちましょう。
もちろん、今私が言っていることに対しても、疑いを持ってください。
あなたが批判しているのは、本当にあなたの敵ですか?
あなたが応援しているのは、本当にあなたの味方ですか?
他人の力を頼るのは悪いことではありません。
しかし、頼るべき相手を見分ける必要があるのです。
自分の頭で考えるというのは、簡単なようでとても難しいことだと思います。
多くの本に触れることで、考える力を鍛える助けにはなります。
考える力を鍛える本を、このブログで紹介していますので、ぜひ観てください。