【ためになる話】「マスコミと民主党が抱える病」
偏向報道を続けるマスメディア、そして的外れな政権批判を繰り返す民主党。
両者は今、同じような病気を抱えています。
病気とは、自分で分かっていても治すことができません。
私の場合も、ふとした時にヘルペスが発症することがあります。
ヘルペスにかかると分かっていても、事前に対処できないものです。
今回取り上げる両者は、毎日のようにヘルペスが発症しているようなものです。
※この記事では、かつて政権を奪取した民主党の流れをくむ、国民民主党・立憲民主党を総称して「民主党」と表記しています。
【マスコミの偏向報道】
ネットメディアが発達し、マスコミは情報媒体の一部という存在に成り下がりました。
ちなみにマスコミの「マス」というのは「大衆」を示しますが、すでに現状には沿っていない表現です。
かつては、全国民に対して、一斉に同じ情報を流せるメディアはマスコミだけでした。
しかし、その優位性が失われた今、マスコミの存在価値は情報の正確性を保つことです。
情報量も、迅速さも、ネットには敵いません。
そこで唯一対抗できるのが、情報の正確さなのです。
「ネットには誤った情報が溢れている」と言って優位性を保つためには、マスコミの情報が誤っていない必要があります。
しかし、マスコミは唯一の生き残り策である正確性の確保ができていません。
政権批判やアメリカの大統領選挙に関する報道には、明らかな偏りがありました。
そして、ネットが発達した現在では、その偏りが簡単に明るみに出ています。
なぜマスコミは、自らの寿命を縮めるような行為を繰り返すのでしょうか。
これには、以下の2つの理由があります。
1.報道の方針を変える能力がない
ネットの拡大と同時に偏向報道の量が増えていったと考えるのは論理的ではありません。
昔から偏向報道を繰り返していて、ネットの拡大により、それが明るみに出る機会が増えたのだと考えられます。
環境の変化に合わせて報道方針を変えるべきなのですが、今までと違う行動を取る能力がない可能性があります。
そもそも、斜陽産業に優秀な人達が多く就職するとは思えません。
優秀な人材がいなければ、新しい行動など起こせません。
2.支持母体が偏向報道を望んでいる
マスコミには、報道の方針を変えたいのに変えられない事情があるのかもしれません。
内部で権力を持つ人間や、多くの資金を提供してくれる誰かが、偏向報道を望んでいる可能性があります。
偏向報道によるマスコミの不利益は大きいですが、特定の人間にとってはメリットになり得ます。
そんな人達に支えられているために、自分の首を絞めてでも偏向報道をせざるを得ないのかもしれません。
【民主党の的はずれな政権批判】
かつて、自民党から政権を奪取した民主党ですが、その政権運営能力の低さから、支持力を失ってしまいました。
かつては、第一野党としての存在意義がありましたが、もはや泡沫政党に成り下がってしまいました。
そんな中、民主党が生き残るためには、独自の方針を打ち出し、現政権とは異なる制作を提示していく必要があります。
民主党の個性を前面に出すことで、選ばれる政党になる必要があるのです。
しかし、民主党は唯一の生き残り策である、独自性の確保ができていません。
的はずれな政権批判に終止するばかりで、党の独自性を主張することは二の次となっています。
建設的ではない政権批判は、むしろ支持率の低下につながります。
なぜ民主党は、自らの寿命を縮めるような行為を繰り返すのでしょうか。
これには、以下の2つの理由があります。
1.党の独自性を打ち出す能力がない
かつて政権を手にした民主党ですが、それは自民党政権に対する不満によるものでした。
自民党に対しての不満をぶつける行為が、政権交代を引き起こしたのです。
つまり、民主党の独自性に票を投じた人が多かったわけではありません。
そして現在では、自民党に対する不満を汲み取るだけでは、支持率を確保することができないのです。
それでも党の独自性を打ち出す方向に転換できないのは、今までと違う行動を取る能力がない可能性があります。
そもそも、支持率の低い政党に集まる人達に、優秀な人材がいるとは思えません。
優秀な人材がいなければ、新しい行動など起こせません。
2.支持母体が的はずれな政権批判を望んでいる
民主党には、党の方針を変えたいのに変えられない事情があるのかもしれません。
内部で権力を持つ人間や、多くの資金を提供してくれる誰かが、的はずれな政権批判を望んでいる可能性があります。
政権批判によって民主党には不利益が生じますが、特定の人間にとってはメリットになり得ます。
そんな人達に支えられているために、自分の首を絞めてでも政権批判をせざるを得ないのかもしれません。
おわりに
このように比較して見ると、両者は似たような問題を抱えているように思えます。
もしかしたら、この両者を今の状況に追い込むような「共通の何か」が、裏に潜んでいるのかもしれません。
現状を打開するのか、あるいはこのまま死にゆくのか、今後の動向に注目したいです。