もさおのためになる話

もさおが、ためになる話をします。

【生き方を変える】「3つの真実 人生を変える”愛と幸せと豊かさの秘密”」

今回は、「3つの真実 人生を変える”愛と幸せと豊かさの秘密”」という本について紹介します。

この本は、人生を変える考え方についてストーリー形式で説明しています。

 

会社経営の危機に陥った主人公のもとに、ある老人が現れ、主人公の考えの過ちを正していきます。

老人の教えについて解説します。

 

 

1.中心軸を定める

人生に失敗やピンチはつきものです。

そして、それらとどの様に向き合ったかで人生は変わるのです。

ピンチに陥って混乱していては、状況はさらに悪化するだけです。

 

混乱をしないためには自分の中心軸を定める必要があります。

 

たとえば、恋人を喜ばせるための計画が、恋人が遅刻したせいで失敗したとしても、恋人を攻めてはいけません。

恋人を喜ばせたいという本来の目的を見失ってはいけません。

恋人を喜ばせる方法は他にもあるはずです。

 

人生においても、自分が最も望んでいるものを明確にして、中心軸を定めるべきです。

 

【成功よりも幸福を】

 

成功して不幸な人生を歩むより、たとえ成功せずとも幸せな人生を歩むことを目指すべきです。成功と幸福は異なります。

人は、自分の目標としていることこそが、本当の幸せであると思いこんでしまうものです。

 

成功は幸せになるための手段に過ぎません。

莫大な富を持っていても、幸せにはなれるとは限らないのです。

 

【つながりを求める】

 

つながりこそ、幸せにつながる鍵なのです。

人は皆つながりを求めます。

本物のつながりは、自分が失敗したときにこそ手助けしてくれるものです。

失敗して人が離れていくのは、心の人間関係を築けていなかったということです。

 

他人からの評価を気にして生きるのは、他人の考えに依存した生き方です。

人から認められるために幸せを犠牲にしてはいけないのです。

今の世の中では、目に見える実績ばかりで評価されてしまう傾向があります。

 

2.愛のために生きる

人間の行動の動機は、愛と恐れだけです。

怒りという感情は恐怖から生まれます。人から認められたいという気持ちも、人から見限られることを恐れる気持ちから生まれるものです。

 

愛を動機に仕事をするべきです。

商売において最も大事なのは、世の中に貢献することです。

それは事業の大小に関わりません。

従業員や取引先に喜んでもらうのが商売の基本なのです。

 

これは社会だけでなく家庭でも取り組めます。

恐れに囚われ、愛を忘れてはならないのです。

 

【自尊心を満たす】

 

人は、愛のために生きるときに本当の幸せを感じます。

そのためには、恐れを動機にして行動してはいけません。

恐れによって行動しないために、まずは自らの自尊心を満たす必要があります。

 

自分で自分の自尊心を満たすのです。

ありのままの自分を認めましょう。

行動、行為や結果を評価するのではなく、存在を認めるべきなのです。

 

行為や結果だけを評価すると、それがうまく行かないときは存在を否定することにつながってしまいます。

 

3.3つの真実

【①人間は肉体を超えた存在である】

肉体そのものが自分自身なのではありません。

人間の意識は、宇宙や他の人の意識とつながっているのです。

 

ユングは、すべての人間は意識の奥底でつながっていることを発見しました。

そして、それを集合的無意識と呼びました。

ルドルフ・シェーンハイマーは、人間の肉体を構成する原子は1年ですべてが入れ替わることを発見しました。

物質としての肉体は、1年で別物となるのです。

 

五感は便利な道具ですが、五感に頼りすぎると、大切なものを見落としてしまいます。

五感で認識できるものだけが存在しているわけではありません。

人間の遺伝子は何者かが作ったかのように、計算され尽くして設計されています。

 

宇宙に意思があり、遺伝子を生み出したと考えることもできるのです。

宇宙には意思がないと証明した人物はいません。

既存の知識が全て正しいわけではないのです。

 

地動説や大陸移動説も、以前は認められていませんでした。

宇宙は奇跡的なバランスで成り立っており、自分や他人が存在するのも奇跡的な現象なのです。

 

【②人生は自分の心を映し出す鏡である】

人生における出来事は、心の中に存在する原因によって生じるのです。

心の底で認めたものは現実化します。

また、心の波長と同類の出来事が引き寄せられるのです。

 

幸せになりたいと願ってはいけません。

幸せになりたいと願うことは、現状が幸せでないと心の底で認めることになります。

幸せは求めるものではなく、今ここに見出すものです。

 

そのためには、あらゆるものに感謝の気持ちを持つ必要があります。

現状に対して心から感謝することで幸せになれるのです。

 

自分が他人に対して意図したことは、自分に返ってきます。

与える気持ちで生きていれば、他人から多くを与えられるのです。

奪ったものは、いずれ奪われます。

他人を裁いてはいけません。

他人を裁けば、いずれ自分が裁かれることとなります。

また、自分のことを裁いてもいけません。

 

主観を排除して、事実を中立的に判断し、そこから学ぶことが重要なのです。

 

今、何を感じているのかに注意を向けてください。

考えていることではなく、感じていることを知る必要があるのです。

 

普段から自分の感情と向き合っていないと、感情を把握するセンサーは鈍くなります。

自分の感情に気づかないと、感情に支配されてしまうのです。

感情をコントロールするには、まず自分の感情を把握する必要があります。

 

【③感情は、感じれば開放される】

自分の中にある感情は、しっかり感じるべきです。

マイナスの感情を感じないようにすると、むしろ心に残って囚われてしまいます。

自分の感情を抑圧していると、他人の感情も抑圧しようとします。

 

感情に「良い悪い」はないのです。

感情と思考は分けて考えましょう。

マイナスの感情の存在を否定せず、思考をプラスに変えることが重要なのです。

 

怒りという感情は、本来感じるはずであった不安や恐れを打ち消すために生じる、二次的な感情です。

本来の感情である一時的感情に目を向けるべきです。

 

子供の頃の自分を想像して、子供の頃の自分が今の状況で何を感じるか想像することで、一次的感情と向き合うことができます。

 

不安と向き合った上で、恐れる必要はないと自分に声をかけることで、恐れや不安をコントロールできるのです。

 

【愛のために生きる】

愛とは、相手の幸せに貢献したいという思いです。

しかし、相手の気持を尊重せずに、相手を支配しようと考えるのは、相手に依存する執着愛であり、幸せにはつながりません。

 

相手の考えを変えようとするべきではありません。

ただし、必ずしも考えに賛同する必要はありません。

自分の考えと相手の考えが異なっていたとしても、互いに尊重しあうべきです。

 

愛はまず身近なところから構築しましょう。

ただし、愛の対象を限定してはいけません。

すべての人類、生物、存在の幸せを願うべきです。

 

自分たちだけが幸せであれば良いというのは、愛ではなくエゴなのです。

愛は思っているだけでは存在していると言えません。

言葉や態度で表現して、初めて愛が生じるのです。

 

おわりに

最後に、老人の教えをまとめます。

まず、自分の中心軸を定め、自分の望みを明確にしましょう。

そして、幸せの鍵を握るのは人との繋がりです。

 

ただし、つながりを失う恐れに囚われてはいけません。

恐れではなく愛を動機にして生きるべきなのです。

そのためには、自尊心を満たす必要があります。

 

自尊心を満たすには、3つの真実を習慣化することが重要です。

 

宇宙とのつながりを感じること、

感謝できることを探して感謝すること、

自分の感情と向き合うことを習慣化しましょう。

【婚活の鉄則】「レスポンスの速さ」

結婚相談所での活動を始めてから2ヶ月近くが経過しました。

これまでの活動の中で気づいた点を紹介します。

 

 

 

1.婚活の鉄則

順調に活動を進めていく中で、必ず注意しないといけない点があります。

これを意識しているかどうかで、その人の印象は大きく変わります。

 

その鉄則とは「レスポンスの速さ」です。

担当のスタッフや異性の方に対して、スムーズに連絡を取り合うことがとても重要です。

 

「写真をよく見せよう」とか「プロフィールをよく見せよう」といったことは誰でもやっています。

誰もがこうして、自分の印象をよく見せるために努力しているのです。

しかし、多くの人が「レスポンスを速くしよう」という努力を怠っています。

 

すぐに返事が来るというだけで、その人の印象は良くなるものです。

確かに、これは面倒な行為かもしれません。

また、必死さがあって恥ずかしい行為だと感じてしまうかもしれません。

 

しかし、結婚相談所で活動を始めたのであれば、真剣に活動すべきです。

ダラダラと活動を続けたいのであれば、マッチングアプリの方が圧倒的にコスパが良いです。

 

2.婚活の手順

婚活では、成婚までに以下のような手順を繰り返します。

 

①婚活サイト上で異性とマッチングする※マッチングまでの流れは以下の通り

 A:異性にアプローチする→異性が自分のアプローチを承諾する→マッチング

 B:異性が自分にアプローチしてくる→自分がアプローチを承諾する→マッチング

 ※アプローチには、自分でプロフィールを検索して行う場合と、担当者から紹介される場合の2パターンがあります。

②都合の良い日程を提示し、相手が承諾した日がコンタクト日となる

③コンタクト日に会ってお話する

④コンタクト結果を回答し、両者ともYES回答なら連絡先を交換

⑤デートを繰り返す

⑥成婚

 

この活動の中で、レスポンスが求められるのは、以下のとおりです。

 

アプローチへの回答

相手が自分に会ってみたいと思っている状況です。

自分も会いたいと思うならば、早めに回答した方が好印象です。

 

コンタクト日の調整

会うことは決まっているが、場所や日程が未確定の状態です。

日程が決まらないと、他の方との調整にも影響してしまうので、自分お予定が分かっているのであれば早めに回答するのがマナーです。

 

コンタクト結果の回答

相手が今後も自分に会ってみたいと思っている状況です。

自分も会いたいと思うならば、早めに回答した方が好印象です。

 

デート日程の調整

メールのやり取りなどで、デートを調整していくことになります。

まずは回数をこなさないと結論が出せないので、早めに調整していきましょう。

 

最終回答

成婚退会するかどうかの回答です。

これについては、ある程度身長に考えるべきです。

 

早い人では3回程度のデートで結論を出す人もいるそうです。

また、長い人だと4ヶ月程度デートしてから結論を出す方もいるそうです。

 

おわりに

仕事でもプライベートでも、円滑なコミュニケーションをとるには、レスポンスの速さが求められます。

初期段階では、相手の要望にただ回答することしかできませんので、速く回答することで、他の人と差をつけることができます。

 

真剣に活動するなら、まずは「レスポンスの速さ」を意識していきましょう。

【ルーズであることの罪】「人生の敗北者」

「ルーズさは性格ではなく、罪悪である」(出典:もさおの名言集)

 

仕事やプライベートにおいて、ルーズな人と関わることがあります。

ルーズな人とは、時間を守らない人や、だらしない性格の人のことを指します。

 

はっきり言って、ルーズであることは損害をもたらします。

それは本人だけにとどまらず、周囲の人も巻き込んで損害をもたらします。

その損害を補うだけの何かを持っている人もいます。

そうではない、ただルーズであるだけの人間は「人生の敗北者」なのです。

 

 

「できないのではなく、やらない」

何かを成し遂げたくても、能力が足りずに失敗してしまうことはあります。

能力が足りないことは、悪いことではありません。

 

人は成長するのだから、不足分は伸ばせばよいのです。

また、必ずしも自分ですべてをやる必要はありません。

苦手なことは他人に任せてしまえばよいのです。

 

ルーズな人間というのは、「できるのにやらない」もしくは「できないしやらない」人間です。

 

「できないことをやらない」のは、ある意味合理的かもしれません。

しかし、「やればできる」のにやらない人間は、救いようがありません。

 

「できない」人間は育てることができますが、「やらない」人間は見捨てるしかないのです。

 

ルーズな人間になってしまう要因

・想像力の欠如

人は一人で生きていくことはできません。

現代社会を生きることは、他人と協力しあうことが前提となっています。

ルーズな行動は、他人に迷惑をかけることにつながります。

 

しかし、他人の迷惑について想像する力が欠如していると、その考えに至りません。

迷惑を被った他人が、どのように感じるかがわからなければ、それが悪いことだとは考えられないのです。

 

本来、人間には、「その場にいない誰か」のことを想像する能力が備わっています。

そして自分の行為が、目に見えないところで、誰にどう影響しているのか考えることができるはずです。

 

もちろん、はじめからそれができるわけではありません。

「知ること」と「考えること」を繰り返していくことで、自然と身につくものです。

 

最悪なのは、想像することを「やらない」という場合です。

想像しなければ、罪悪感を感じることもないのです。

 

・傲慢さ

他人に迷惑をかけることを、それほど悪いことではないと認識している場合もあります。

迷惑をかけることをデメリットとして認識していないため、ルーズであることを改善しようとは考えないのです。

 

「人は一人で生きているわけではない」という事実から目をそらして生きることもできるのです。

 

「誰の力も借りずに、自分の力だけで行きている」と考えること自体は自由です。

しかし、実際にそんなことはあり得ないはずです。

 

傲慢であることは、決してその人に幸福をもたらしません。

自分だけの利益を追求した先に、幸せは存在しません。

 

想像してみてください。

あなた以外の世界中の人間がいなくなったとします。

その瞬間、地球上の資源は、全てあなたのものです。

 

そんな状況が、幸福だと言えるでしょうか?

 

傲慢さの行き着くところは、全てを手に入れることです。

しかし、全てを手に入れたところで、幸せにはなれないのです。

 

・自己コントロール力の欠如

良くないことだと分かっていても、自分の思う通りに行動できない場合もあります。

自分で自分をコントロールできない状態です。

この状態は、もはや病気です。

 

しかし、病気は治すことができます。

 

自己コントロール力は鍛えることができます。

規則正しい生活をする。

目標のために小さな努力を繰り返す。

このような行動を毎日繰り返すことで、自己コントロール力は身につきます。

 

「できない」ことは、最悪の状態ではありません。

「やらない」ことがダメなのです。

 

ルーズではない人の中にも「やらない」部分はあるでしょう。

確かに、全てをやることなどできません。

 

しかし、十分な資本があるのであれば、できることはやるべきです。

この世界から少しでも「やらない」を減らしていきましょう。

  

おわりに

自分がルーズな人間であると自覚している人はいるでしょうか。

もしルーズであるという自覚があれば、以下のいずれかに取り組むべきです。

 

①他人に迷惑を掛けても余りある程の他者貢献を行う。

②ルーズさの解消に務める。

③開き直る。

【コミュ力講座】集団内でのコミュニケーション

日常生活において、友人や同僚などと集団で会話をすることも多いかと思います。

集団の中でのコミュニケーションにおいては、1対1で会話をする場合と異なるスキルが求められます。

集団内でのコミュニケーション能力を高める方法を紹介します。

 

 

1.役割の分担

集団内におけるコミュニケーションは、1対1で行う場合と大きく異なる部分があります。

それは、「役割の分担」が生じることです。

 

1対1でのコミュニケーションでは、話すことと聞くことを双方が行って、会話が成立します。

しかし、集団においては、極端な話、なにも喋らない人や、話を聞かない人がいても会話が成立します。

 

2人で両手を使って支えながら成り立っていた会話が、片手間で成立するようになるのです。

これによって、各々が特定の役割に集中することができるようになります。

 

2.集団内における役割

集団内で分担できる役割としては、以下のようなものがあげられます。

なお、一人が複数の役割を持っていたり、一度の会話であっても役割が入れ替わるような場合もあります。

 

・主体になって話す人:一番喋る人。面白いかどうかは人それぞれ。

・話題を提供する人:初めに喋りだす人。会話のきっかけを作る役割。

・質問をする人:話を広げていく人。他の人が気持ちよく喋れるようサポートする。

・相槌を打つ人:喋っている人が気持ちよく喋れるサポートをする役割。

・人に話を振る人:あまり喋っていない人にも話す機会を与える人。スムーズに司会進行をする役割。

・ボケる人:会話を盛り上げるためにボケをねじ込む人。

・ツッコミをあうる人:突っ込むことで会話を盛り上げる人。

 

3.鍛えるべき能力

人それぞれ、得意な分野は異なるかと思います。

まずは、自分の能力が発揮できる役割を中心にこなしていきましょう。

 

話すのが苦手な人は、話題を提供する能力と、質問をする能力から鍛えてみましょう。

また、人に話を振る能力はビジネスにおいても活用できるので、こちらも鍛えていきましょう。それぞれ、以下のような方法があります。

 

・話題を提供する能力

You TubeSNSなどを活用し、流行っている話題をインプットしておきましょう。

深い知識は必要などありません。

詳しい人に教えてもらうことで会話が成立するのです。

 

逆に、知ったかぶりは嫌われるので注意しましょう。

 

・質問をする能力

質問はある程度テンプレート化できます。

普段から、多様な質問パターンを持ち合わせることで、会話に沿った質問ができるようになります。

新しい情報を引き出す質問と、話を整理する質問の2種類があります。

 

【新しい情報を引き出す質問】

会話に出てきた情報について、それがどんなものかより詳しく聞き出すような質問です。

物の形、色、大きさ、匂い、感触などを聞いてみましょう。

また、その時の感情について聞くことも汎用性があり、おすすめです。

 

【話を整理する質問】

相手が話した内容を、端的にまとめて復唱してみたり、抜けている部分を補足してもらうような質問です。

例)「なるほど!(相手の話の復唱)だったんだね」、「え?〇〇(相手の話の復唱)だったの?」、「なんで?」、「〇〇はどうしたの?」

 

・人に話を振る能力

人に話を振るためには、話す能力よりも見る能力が重要となります。

集団の中で、ほとんど喋っていない人がいれば、その人にも話を振ることでバランスを取りましょう。

 

話を振るタイミングを見極める必要もあります。

他の人の話をさえぎってはいけません。

 

自分が話すことよりも、全体のバランスを見極めること、話を振るタイミングを見極めることの2つの見る能力を高める必要があります。

 

4.グループワーク

集団の中で役割を決め会話を進めていくというのは、就職活動や研修などで行われるグループワークと同じです。

グループワークでは、明確に役割を決めたうえで課題に取り組みます。

それぞれが好き勝手に意見を述べるよりも、自分の役割に徹することでより高いパフォーマンスを発揮することができます。

 

グループワークでの役割には以下のようなものがあります。

・司会進行:順番に話を振ったり、話の長い人がいれば次に回す担当。

・タイムキーパー:定められた時間内での段取りを決め、残り時間に応じた進行を行う担当。

・書記:グループ内での意見を取りまとめる担当。

・発表担当:グループ内での意見を全体に向けて発表する担当。

 

5.空気を読むとは

集団にスムーズに馴染むためには、空気を読むことが求められます。

空気を読むというのは、以下のようなことを指します。

 

①誰も明確には言葉にしていないことを、状況や展開から察する。

集団で共同作業をしているような状態です。

みんなで目に見えない積み木を積み上げていくようなイメージです。

 

たとえば、一人がある映画の感想を言います。

続いて、別の一人がその映画の感想を言います。

すると、残りのメンバーも一人ひとり感想を言っていくという共同作業が生まれるのです。

 

②集団の中で共有されている話題を把握する。

集団内で会話をしているトークテーマを把握するということです。

みんなが好きな食べ物について話していたのに、急に誰かが映画の感想を言い出したら不自然になります。

 

もちろん、必ずしも全員が同じことを考える必要など有りません。

しかし、特に日本では、集団がまるで一人の人間であるかのように振る舞うのです。

集団の思考に沿わない発言を繰り返すと、集団から排除される恐れがあります。

※ある意味、②は①の中に含まれる内容かもしれませんが、ニュアンスが微妙に違うので分別しています。

 

6.空気に従う必要はない

空気を読むという行為は、状況を察することです。

ただし、必ずしもその状況に沿った行動を取らなければならないというわけでは有りません。

 

空気を読んだ上で、あえてその空気には沿わない行動をとっても良いのです。

ただし、空気を読んだ上で行動する場合と、空気を読めずに行動する場合とではリスクの大きさが異なります。

 

同調圧力に屈したくないという人も、空気を読んだ上で、自分のリスクを最小化する形で対抗することをおすすめします

【人に感情はいらないのか?】「行動経済学③」

今回は、「行動経済学」という本について紹介します。3本に分けて掲載している最後の記事です。

 

 

1.選択肢は多いほうが良い?

人の満足度を高めるためには、選択肢は多いほうが良いとは限りません。

スーパーでの実験で、6種類のジャムと24種類のジャムをそれぞれ試食させて販売してみました。

すると、40%の客が6種類のジャムの方を訪れ、60%の客が24種類のジャムの方を訪れました。

 

しかし、そのうち実際にジャムを購入した客は、6種類のジャムの方が30%、24種類のジャムの方は3%だけでした。

 

人は、自分の把握できる範囲での選択を望むのです。

就職活動においても、より多くの企業から選択できる学生の方が、そうではない学生より満足度が低くなりました。

選択肢を必要以上に用意することで、満足度の低下につながるのです。

 

 

2.異時点間の選択

決定をおこなう時点と、損失や利得を得る時点が時間的に離れているような意思決定を「異時点間の選択」といいます。

ほぼすべての経済的選択は、異時点間の選択です。

 

人は、この異時点間の価値を低く見積もりがちです。

利得を今すぐ得られない場合は、その価値を大きく割り引いて考えるのです。

 

30日後にもらえる1万円は、今すぐもらえる1万円より価値がかなり低く感じます。

これを「現在志向バイアス」といいます。

この傾向は、利得や損失が将来の遠い時点になるほど、割引率が小さくなっていきます。

 

今すぐもらえる1万円と明日もらえる1万円には差がありますが、30日後にもらえる1万円と、31日後にもらえる1万円にはあまり差がないのです。

 

 

3.ピーク・エンド効果

内視鏡検査の実験では、検査の不快さは、最も強かった痛みの度合いと、検査の終わり方の2点をもとに評価されることがわかりました。

つまり、「最も強い部分」「最後の部分」が特に印象に残りやすいのです。

これを「ピーク・エンド効果」といいます。

 

この実験では、検査時間の長さは評価に影響しませんでした。

これは、金銭的価値を判断する際にも生じます。

実際に経験したことと、記憶に残ることは異なるのです。

さらに、それを基に下される意思決定にもズレが生じるのです。

 

お笑いでも、笑った回数よりも、笑いの大きさと、オチの決まり方が重要視されます。

小ボケを繰り返すインディアンスは、M1向きではないということです。

 

4.金銭的価値の重視

人は、何かを評価するとき金銭的価値を過剰に重視する傾向があります。

 

50セントのハート型のチョコと、2ドルのゴキブリ型のチョコのどちらか好きな方を選ばせる実験では、ゴキブリ型チョコを選んだ人の方が多くなりました。

しかし、実際に食べた結果、満足度が高かったのはハート型のチョコでした。

 

また、楽な課題を行うとバニラアイスがもらえ、労力を要する課題を行うとピスタチオアイスがもらえる実験では、大半の人が楽な課題を選択しました。

その後、楽な課題を行うと60ポイント、労力を要する課題を行うと100ポイントが与えられ、60ポイントでバニラアイス、100ポイントでピスタチオアイスと交換できるルールに変更しました。

 

すると、大半の人が労力を要する課題を選択し、ピスタチオアイスをもらいました。

人は、100ポイントという値に価値を感じるのです。

なお、バニラアイスとピスタチオアイスのどちらが好きかという質問に、殆どの被験者がバニラアイスと回答しました。

 

5.公共財ゲーム

円滑な経済活動には信頼関係が不可欠です。

取引相手が完全に利己的であると想定すると、取引が成立しなくなってしまうのです。

 

これを検証するのに、公共財ゲームという実験があります。

まず、グループのメンバーに1,000円の初期額を与え、メンバーはそこから公共投資額を決定します。

そして、公共投資額の合計を2倍にして、それをメンバーに均等に分配するというものです。

 

このゲームでは、全員が全額を投資するのが、最も効用が高くなります。

しかし、個人の観点では公共投資を行わない方が合理的な判断となるのです。

自分だけは投資せっず、他のメンバーからの投資を手にするのが最も合理的なのです。

 

実験では、初回は30~40%の公共投資を行いましたが、繰り返しゲームを行うにつれ、投資額は減少していきました。

 

公共財ゲームに、100円支払うことで特定のメンバーに300円失わせるという処罰のルールを導入しました。

その結果、投資額は70%程度となり、繰り返しゲームを行うにつれ、投資額は増加していきました。

 

これは、毎回メンバーを入れ替えて行っても同様の傾向となりました。

非協力的なメンバーには、その後自分とは別のグループになるにも関わらず、処罰が実行されたのです。

また、メンバーとは関係ない第3者が処罰を下せる公共財ゲームにおいても、第3者は自己の利益とは関係なく、非協力的なメンバーに処罰を実行しました。

 

たとえ自分が得をしなくても、処罰を下したいと考える人は多いのです。

 

 

6.信頼ゲーム

信頼と、それに対する報酬について検証した信頼ゲームという実験があります。

 

まず、Aは初期額1,000円から任意の額をBに支払います。

Bは支払われた額の3倍の金額を受け取る事ができます。

そして、Bはそこから任意の金額を、報酬としてAに支払うというものです。

 

実験の結果、Aは初期額の53%程度を支払い、Bは受取額の30~40%を返礼しました。

続いて、これにAがBを処罰できるルールを付け加えました。

Aは支払い時に、Bに対して要求額を提示することができます。

そして、それが満たされない場合はBに処罰を与えるか選択できるというものです。

 

その結果、Aが処罰ありを選択した場合、Bの返礼額が小さくなることがわかりました。

処罰は裏切りを防止しますが、信頼は損なうのです。

 

 

7.経済学を学ぶと利己的になる?

経済学を学ぶと、人は利己的になります。

様々な分野の大学教授へのアンケート結果によると、1年間に全く寄付をしなかった人の割合について、経済学者の9.3%が最高となりました。

他分野では1.1~4.2%でした。

 

また、経済学専攻の学生と、他の分野を専攻する学生を対象に、1回限りの囚人のジレンマ実験を行いました。

すると、裏切りを選択した割合は経済学専攻学生で60.4%、その他専攻の学生は38.8%となりました。

 

なお、その他専攻の学生も、事前に囚人のジレンマについては学んでいます。

つまり、知識がないから裏切りを選ばなかったというわけではありません。

 

 

8.感情と意思決定

意思決定には感情が大きな役割を果たしています。

通常、便益が大きいものはリスクも大きいものです。

 

しかし、人は好意を抱く対象は、便益が大きくリスクは小さいと認識します。

一方、負の感情を抱く対象は便益が小さくリスクが大きいと認識します。

 

また、認知資源が乏しい状況では、感情的に物事を選択しがちです。

認知資源とは、考えるためのエネルギーのような概念です。

 

ある数字を記憶させる実験では、実験の途中でケーキかサラダの好きな方を選択させました。

2桁の数字を記憶した学生はサラダを選択しやすく、7桁の数字を記憶した学生はケーキを選択しやすくなりました。

 

認知資源に余裕があれば健康的なサラダを選ぶのですが、認知資源が乏しいと感情的な選択をしてしまうのです。

 

9.感情と合理性

人は、感情に左右されて、ときに合理的ではない選択をします。

しかし、感情的に行動することが、必ずしも過ちを招くわけではありません。

むしろ感情的に行動することが、より良い結果をもたらす場合があるのです。

 

例えば、「裏切り者に対しては、経済的犠牲を払ったとしても相手を厳しく追求する」ということがあらかじめ分かっていれば、裏切りを事前に抑制することができます。

 

また、人は経験を感情とともに記憶することで、同様の状況で生じる感情をもとに決断を下せるようになるのです。

頭で考えなくとも、咄嗟に行動を選択することができるのです。

 

合理的でないからと言って、感情を排除すべきではありません。

感情があったからこそ、人間はここまで発展できたのです。

【ついに暴かれた成功の法則とは】「残酷すぎる成功法則」

残酷すぎる成功法則という本について1,000字で解説します。

 

【成功者はレールから外れた人間】

成功者には、ふるいにかけられても残り続けた人間と、従来のレールから外れてしまった人間の2種類が存在します。

社会的変革をもたらすような成功を手にするのは、レールから外れた人間なのです。

 

ふるいにかけられて残るのは、トゲのない人間だけです。

むしろ、一般的には望ましくない人間こそが、特定の分野で圧倒的な力を発揮するのです。

 

【善か悪か】

正義と悪のどちらが成功するのでしょう。

 

職場での出世は、実績よりも評判が重視されます。

「悪は善より強い」という研究論文では、あらゆることにおいて良いものより悪いものの方が影響が大きく、効果が長く続くことが証明されています。

 

成功という尺度で組織の人間を評価すると、下の順位には人に多くを与える「ギヴァー」が多いことがわかっています。

囚人のジレンマという実験では、相手を裏切ることが合理的な判断であると、経済学的に証明されています。

 

正義は悪に負けてしまうのでしょうか。

 

決してそんな事はありません。

成功者の下の順にギヴァーは多かったのですが、上の順位にもギヴァーが多かったのです。

囚人のジレンマ実験も、何度も繰り返すことで、裏切り者は成功しないことがわかっています。

 

多くの場合、短期的には悪が得をします。

しかし、自分のことばかり優先する利己主義には、やがて破滅が訪れるのです。

 

【成功と自信】

成功者には自信が必須なのでしょうか。

成功者はもともと自信を持っており、成功をおさめることで更に自信を向上させます。

そして、自信のある人は、実際に権威のある地位につきやすいことがわかっています。

 

しかし、自信過剰な人がもたらす損害は、大きなものになりやすいのです。

自信がある人は、他人の意見を聞きにくく、変化を受け入れにくくなります。

また、権力のある地位につくと共感能力が乏しくなり、嘘を付く回数が増えます。

リーダーが尊大なチームは、メンバーの協力が得られなくなります。

 

過度な自信を持つことはマイナスに作用するのです。

自分を信じることより、自分への思いやりを持つことが重要なのです。

 

【成功とは】

人生を成功という尺度で測るべきではありません。

たとえ事業に成功して大儲けできても、幸福になるとは限らないのです。

 

成功は必ずしも幸福をもたらしませんが、幸福は成功をもたらします。

成功という尺度に縛られないことが、やがて成功につながるのです。

【コミュニケーション講座】「会話を続けるテクニック」

円滑なコミュニケーションを取るためには、テクニックが必要です。

日常生活では、様々な場面で人と接する機会があります。

その場面に応じて、必要となるコミュニケーション能力は異なるのです。

 

今回は、コミュニケーションのパターンと、その能力を向上させる方法を紹介します。

 

 

 

1.コミュニケーションのパターン

日常においては様々な場面でのコミュニケーションが想定されます。

コミュニケーションの種類をおおまかに分類すると、次のようになります。

 

 ①1対1のコミュニケーション

 ②集団内でのコミュニケーション

 ③面接におけるコミュニケーション

 ④職場でのコミュニケーション

 ⑤チームをまとめるコミュニケーション

 ⑥打ち合わせや会議におけるコミュニケーション

 ⑦講演やプレゼンなど一方向のコミュニケーション

 ⑧異性や恋人とのコミュニケーション

 

2.まずは1対1のコミュニケーションから

 コミュニケーション能力を向上の第1歩として、まずは1対1でのコミュニケーションスキルを磨きましょう。

・頭の中での対話(自問自答)

会話の事前準備として、まずは自分の頭の中で会話を行ってみてください。

自分がどんな質問をして、相手がそれになんと答えるか想像してみます。

そして、その相手の回答に対して、さらに質問をするという流れを繰り返していきます。

 

まずは、質問(自分)→回答(相手)→感想・意見(自分)→質問(自分)

→回答(相手)・・・という流れを可能な限り繰り返してみましょう。

 

・対話

続いて、実際に雑談などの対話をしてみましょう。

自分の頭の中で考えたときより、うまく会話が続かないかと思います。

 

その原因としては

①「人と対面することによる緊張」

②「相手からの想定外の回答」

③「自分が相手にどう思われるかという恐怖」

という理由が考えられます。それぞれの対処法を紹介します。

 

①「人と対面することによる緊張」への対処法

コミュニケーションに限らず、緊張を緩和するためには慣れるしか有りません。

なるべく話しやすい人と会話することからはじめ、知らない人と話す機会を少しでも設けることから始めましょう。

 

②「相手からの想定外の回答」

自分の頭の中で考えた場合と異なり、実際のコミュニケーションでは思いもよらぬ回答が返ってくるものです。

そんなときにどう切り返して良いかわからずに戸惑ってしまい、会話が続かなくなってしまいます。

 

これを回避するには、その都度適切な切り返しができるアドリブ力が必要となります。

アドリブ力を伸ばすために、発想力を鍛える必要はありません。

「こうきたら、こう返す」という会話のストックを蓄積することが重要です。

 

そのためには、頭の中での対話や、実際の会話を繰り返すことが必要となります。

 

③「自分が相手にどう思われるかという恐怖」

「こんなことを言ったら嫌われるのではないか?」

「こんなことを聞いたら、変に思われないだろうか?」

 

このような思いによって、会話がスムーズに進んでいかない場合があります。

これに対処するためには、意識のベクトルを変える必要があります。

もちろん、相手が傷ついたり、嫌な思いをしないような配慮は必要です。

 

このように相手を思いやる考え方は、意識のベクトルが相手に向いている状態です。

「自分がどう思われるか」という恐怖を感じるということは、意識のベクトルが自分に向いてしまっているのです。

 

このような恐怖を回避するために、意識のベクトルを相手に向けるよう心がけましょう。

 

3.初対面の相手との会話

初対面の相手と会話するときが、最も緊張する場面かと思います。

相手の情報が乏しいため、想定外の回答のリスクや、相手にどう思われるかの不安も高まります。

そこで、初対面の相手と話すときのために、以下のような事前準備をしておくことが重要となります。

 

・質問する

1対1の会話に詰まってしまうと、お互いに気まずくなり、さらに話しづらくなってしまいます。

そんなときのために、場をつなぐためのテンプレートを用意しておくことが役立ちます。

 

会話に困ったらこの質問をしようという「質問のストック」をできる限り用意しておきましょう。

ただし、何度も会っている相手だと、過去と同じ質問を繰り返してしまうリスクがあります。

まずは、一番緊張しやすい初対面の相手を想定した質問を作ってみましょう。

 

例)最近の休みは何してますか? 食べ物の好き嫌いはありますか? 

  最近、旅行には行きましたか? どんな仕事をしてますか? 

  学生時代の部活は何ですか? どんなアルバイトをしてきましたか?

 

・自分のエピソードを話す

初対面で、互いに話がしづらい状況であれば、まずは自分の過去や考えを開示することで、相手からの開示も引き出しやすくなります。

特に、過去の失敗などを話すことで、相手は安心感を抱きます。

 

自分のエピソードトークをいくつも準備しておきましょう。

多少盛って話すのが良いです。

ただし、自分の話ばかりに終止してしまうと、逆に嫌われてしまうリスクがあるので注意しましょう。

 

4.相手の感情に注目する

1対1のコミュニケーションに慣れてきたら、1歩進んで、会話中に相手がどんな感情を抱いているかという点に注目してみましょう。

初めは、会話を成立させることに精一杯になるかと思いますが、余裕が出てきたら徐々に意識を相手に向けていくのです。

 

この会話をしていて、相手は何を感じているだろう、どんな感情を抱いているだろうということを考えつつ会話を続けてみましょう。

相手の感情に応じて、話し方や話す内容を変えられるようになることを理想としてください。