もさおのためになる話

もさおが、ためになる話をします。

「3つの真実」

今回は、「3つの真実 人生を変える”愛と幸せと豊かさの秘密”」という本を解説します。

 

 

幸福な人生を歩むこと


人は、成功して不幸な人生を歩むより、たとえ成功せずとも幸福な人生を歩むことを目指すべきです。

 

成功と幸福は異なります。

 

人は、自分の目標としていることこそが、本当の幸福であると思いこみがちです。

しかし、成功は幸せになるための手段に過ぎません。

そして、人とのつながりこそ、幸福につながる鍵なのです。

 

人は皆つながりを求めます。

本物のつながりは、自分が失敗したときにこそ手助けしてくれるものです。

失敗して人が離れていくのは、心の人間関係を築けていなかったということです。

 

人の行動の動機は、愛と恐れだけです。

怒りという感情は恐怖から生まれます。

人から認められたいという気持ちも、見放されることを恐れる気持ちから生まれます。

 

恐れではなく、愛を動機に生きるべきです。

人は、愛のために生きるときに本当の幸せを感じます。

そのために重要な、3つの真実を説明します。

 

 

1.人間は肉体を超えた存在

 

人間は肉体を超えた存在です。

肉体だけが自分自身なのではありません。

五感は便利な道具ですが、五感に頼りすぎると、大切なものを見落としてしまいます。

 

五感で認識できるものだけが存在しているわけではありません。

人間の遺伝子は何者かが作ったかのように、計算され尽くして設計されています。

宇宙に意思があり、遺伝子を生み出したと考えることもできるのです。

 

 

2.人生は自分の心を映し出す鏡

 

人生は自分の心を映し出す鏡です。

人生における出来事は、心の中に存在する原因によって生じるのです。

心の底で認めたものは現実化します。

 

自分が他人に対して意図したことは、自分に返ってきます。

与える気持ちで生きていれば、他人から多くを与えられるのです。

逆に、奪ったものは、いずれ奪われます。

 

他人を裁いてはいけません。

他人を裁けば、いずれ自分が裁かれることとなります。

また、自分のことを裁いてもいけません。

主観を排除して、事実を中立的に判断し、そこから学ぶことが重要なのです。

 

 

3.感情は、感じることで開放される。

 

感情は、感じることで開放されます。

マイナスの感情を感じないようにすると、むしろ心に残って囚われてしまいます。

マイナスの感情の存在を否定せず、思考をプラスに変えることが重要なのです。

 

感情と向き合うために、子供の頃の自分を想像して、子供の頃の自分が今の状況で何を感じるか想像してください。

 

そうして不安と向き合った上で、恐れる必要はないのだと自分に声をかけることで、恐れや不安をコントロールできます。