【ためになる話】「オーディオブックで聴くべき本10選」
「先人のアドバイスを聞くことが、先人を踏み台にする足がかりとなる」
(出典:もさおの名言集)
今回は、オーディオブックで聴くべき本10選を紹介します。
読書に慣れていない方も、オーディオブックはハードルが低くておすすめです。
その中でも、オーディオブックだからこそ聴きやすく、ためになるものを紹介していきます。
どれも死ぬほどおすすめなのでぜひ聴いてください。
- 1.「影響力の武器」
- 2.「スタンフォードの自分を変える教室」
- 3.「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」
- 4.「お金を稼ぐ読書術」
- 5.「僕は君たちに武器を配りたい」
- 6.「転職の思考法」
- 7.「夢をかなえるゾウ」
- 8.「嫌われる勇気」
- 9.「3つの真実 人生を変える”愛と幸せと豊かさの秘密”」
- 10.「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事法」
- おわりに
1.「影響力の武器」
人の脳は長年培った思考の法則によって、一瞬で正しい判断を下すことができます。
考える手順を省略し、近道を使って判断を下すのです。
しかし、この思考の近道が、特定の状況下では愚かな行動を引き起こします。
この本では、思考の特性を明らかにし、他人を思い通りに誘導する手法や自分が思考の罠に陥らないための手法を紹介しています。
この本の特長は、筆者の意見が全て実証実験によって裏付けされている点にあります。
どのような実験を行い、その結果何がわかったのかを明快に説明しています。
数多くの事例が、持論を立証する材料として紹介されていて、ストーリーとして記憶することにも繋がります。
難しい表現も出てこないため、オーディオブックで聴くことに適した1冊だと言えます。
2.「スタンフォードの自分を変える教室」
自分を変えたいと思っても、人の脳や体は変化を嫌がります。
自分を変えるには科学的に正しい手法が必要となるのです。
その手法を解き明かしたのが本書です。
新しい自分になることを決意しても行動にはつながらないものです。
行動を起こしても、継続するのは更に困難です。
この本では、自分を変えようとしても、なぜうまくいかないのかを解き明かし、どうすればうまくいくのかを説明しています。
罪悪感を感じる人ほど、同じ過ちを繰り返します。
食事制限に挑む人ほど、太りやすくなります。
タバコを吸う人がタバコの健康被害を知ると、更にタバコが吸いたくなります。
数多くの実証実験から、このような過ちに陥らないための具体的な行動を示唆しているため、実践しやすい内容になっています。
3.「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」
ストレスを感じると体内で複数のストレスホルモンが生じます。
ストレスホルモンは、人にとって重要な役割を持っています。
ストレスは避けるべきものではないのです。
しかし、ストレスホルモンのバランスが偏ることで身体に悪影響が生じます。
この本では、ストレスホルモンの役割や、ホルモンバランスを調整する方法が説明されています。
意識を変えただけでは、行動や環境の変化には繋がりません。
しかし、ストレスの感じ方は意識次第で変えることができます。
この本は、聴くだけで大きな効果のある1冊です。
4.「お金を稼ぐ読書術」
ただ本を読んでいるだけでは暇つぶしにしかなりません。
しかし読書にはそれ以上の価値が秘められています。
新しい考えに触れて自らの思考を変え、行動が変わることで結果が変わり、そこで初めて読書の価値が生まれるのです。
結果とはなにか。それはお金を手にすることです。
お金にならない読書は暇つぶしと同程度の価値しか無いのです。
本書は、読書を習慣化し、本に隠された価値を掘り出して結果につなげる手法を紹介しています。
これはオーディオブックにも共通するものです。
むしろ、ハードルが低いオーディオブックこそ、結果を意識して聴くことで大きな違いが生まれてくるはずです。
5.「僕は君たちに武器を配りたい」
グローバル化が進んだ現代社会において、社会人として生き残るためには武器が必要となります。
みんなと同じ技能だけを身に着けても、使い捨ての人材にしかなれないのです。
本書は、これから到来する真の資本主義社会で戦うための武器について解説しています。
どこまでも技術力ばかりを追い続けた日本企業の商品は、目に見える違いを生み出せずに買い叩かれてしまいました。
目に見える違いを生み出せない人材も、買い叩かれる運命なのです。
明快な論理で語られる本書を聴くと、知識だけでなく論理性も身につきます。
こんな文章を書ける人間になりたいと思わせる1冊です。
6.「転職の思考法」
給料とは、自分を会社に売り込むことでもらえるものです。
自分の市場価値を高めないと、高い給料をもらうことはできません。
自分の市場価値とは、自分を欲しいと思う会社の数と質で決まります。
いつでも転職できる人材こそ、会社にとって必要な人材なのです。
誰しもが会社員である前に社会人です。
会社にしがみつかず、社会という大きなフィールドにおける価値を高める考えが転職の思考法です。
ストーリー形式で進む本書は、ドラマを見る感覚で転職の思考法が学べます。
また、実際の転職活動に役立てることもできます。
会社員であれば、聴いているだけで胸が熱くなるような1冊です。
7.「夢をかなえるゾウ」
夢をかなえるためには、夢をかなえた人の行いを徹底的にパクることから始まります。
今まで成功できていないのなら、成功できなかった今までの自分やり方を捨てなければなりません。
成功者をひたすら真似し続け、そこから自分のやり方を見出すことが成功への道なのです。
夢をかなえるゾウでは、成功者が自分に課してきた行いを実践していき、夢をかなえるまでの道筋をストーリー形式で描かれています。
オーディオブックの導入としておすすめできるシリーズです。
聴くだけでもやる気が出てきます。
まず何かを始めたいと思う方は、この本から聴いてください。
8.「嫌われる勇気」
人は誰しもが、何かしらの悩みを抱えているものです。
あなたの悩みは、あなたが解決すべき悩みでしょうか。
他者の課題に介入してはいけません。
人は自己の課題のため、つまり、自分の人生のために生きるべきなのです。
アドラー心理学について語られた本書では、今をより生きやすくする思考の枠組みについて語られています。
物事の捉え方を変えることで、感情や行動を変えることができます。
そして誰しもが、今すぐにでも幸せになれるのです。
幸せは求めるものではありません。今ここに、見出すものです。
少しでも生きづらさを感じている方には、ぜひ聴いてほしい1冊です。
9.「3つの真実 人生を変える”愛と幸せと豊かさの秘密”」
子供の頃の自分を想像してください。
その子どもは、今の自分の状況でどんな感情を抱くでしょうか。
人が行動する動機は、愛か恐れのいずれかです。
あなたは今愛によって行動していますか?
それとも恐れによって行動していますか?
人は、愛を動機に生きるべきなのです。
思考にばかりとらわれず、自分の感情に目を向けましょう。
アドラー心理学的な考えを、ある起業家のストーリーに落とし込んだものが本書です。
現代社会で見落としがちな大事なものに気づかせてくれます。
10.「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事法」
脳の60%はある物質でできています。
体中の細胞を囲む細胞膜の60%も同じ物質でできています。
その物質は、人体で重要な役割を果たしているにも関わらず、長い間摂取すべきではないものとして扱われてきました。
正しい食事が、より良い人生をもたらします。
多数の実証実験の結果をもとに、従来の栄養学の誤りを正し、最高のパフォーマンスを発揮できる食事法について紹介した本です。
自炊や外食が多い人は、食べるものを変えるだけで仕事や勉強の成果が変わる可能性があります。
聴いてすぐに実践できる、おすすめの1冊です。
おわりに
以上、オーディオブックで聴くべき本10選を紹介しました。
今回は、本の内容はもちろん、オーディオブックでの聴きやすさも重視して選出しました。
専門用語の多い本や、数式を多用する本はオーディオブックには適していません。
そのような本は避け、オーディオブックでこそ聴いてもらいたいものをまとめました。
どの1冊も、聴いただけで人生を変えるきっかけになる可能性のあるものです。
ぜひとも、よりよい人生を歩むきっかけにしていただければと思います。